新大阪から新幹線と特急で乗り継いで約4時間。
たどり着いた場所は暖かな日差しが心地よい別府。
この1年、ずっと別府に恋焦がれていました。
その念願の別府に足を運ぶことができたのが11月末のこと。
できる限りの感染症対策を行い、日々の疲れを癒すため足を踏み入れました。
最初に向かったのは駅から少し離れた場所にある「海鮮いづつ」。
到着したころには何人ものお客さんが外で待機していました。
注文したのは海鮮丼。
どんぶりの中に何種類もの海鮮がぎっしり詰められています。
酢飯の割合より海鮮の割合の方が量が多いのではないかと思うほどに豪華でした。
どれから食べようか、次はどれを味わおうかと、考えるだけで楽しかったです。
醤油と酢飯と新鮮な魚、余すことなく味わいました。
次に向かったのは「カフェ プリンセスキティーズ」。
コーヒーや紅茶、サンドウィッチ、ケーキにパフェが有名なお店です。
ドアを開けてすぐケーキが並んでいるのが目に入ります。
アンティークな雰囲気の店内はレトロな喫茶店やヨーロッパの古いカフェを想像させます。
席の中央にある電話ボックスがお店のムードを作っているようにも感じます。
やってきたヨーグルトデザートパフェは大きな器に入っており、上品でありながらも宝石のように輝いていました。
中にはたくさんの冷たいフルーツが入っています。
少なくないのにあっさりとした甘さで、お昼ごはんを食べて間もないのにもかかわらず、あっという間に平らげてしまいました。
ホテルに荷物を置いたら次は温泉に向かいます。
宿泊したのは鉄輪温泉周辺。
温泉施設はもちろんのこと、歩く道のいたるところから湯気が立ち込めています。
11月の寒さを温めてくれているようでした。
1つ目の温泉はひょうたん温泉。
源泉100%かけ流しだそうで、無料の足湯や温泉の湯気を吸入する温泉吸入、その名の通り温泉を飲む飲泉が楽しめます。
名前の通り、ひょうたんの形をした温泉がありました。
湯上がり後はあまおうのスムージーを飲みました。
小瓶に入ったジュースの冷たさが気持ちよかったです。
途中でむし湯を見つけました。無料で使える施設です。
湯気で満たされている木でできた箱の中に足を入れ、木枠とタオルで隙間を埋めます。
足を外に晒すのは寒くて勇気がいりましたが、数分間するとぽかぽかと温まり、最後には湯気なのか汗なのか分からないほどでした。
次の日のお昼は「ここちカフェ むすびの」。
小さなおうちのようなカフェです。
店内では雑貨も販売していました。
最初に小皿と小鉢が出てきました。
やさしい味の温かいお豆腐は木のスプーンでいただきます。
お芋を使ったあんこも甘すぎず、お芋の味がしっかり感じられました。
メインは鰯のパン粉焼きと豚肉の鍋風。
どれも素材の味が引き立った、素朴で贅沢なお料理でした。
野菜も魚もお肉もこんなに美味しいんだなということを改めて感じました。
次に向かったのは湯屋えびす。
硫黄の独特な香りが広がる白い湯が特徴の明礬温泉です。
お肌の汚れや油を適度に落としてくれる「硫黄泉」と保湿してくれる「単純泉」のふたつの泉質があるので美肌効果があるそうです。
寒さで肌が乾燥しやすいのでしっかりと肌に浴びせるように入浴しました。
別府の温泉と食べ物に心も身体も癒されました。
まだまだ不安な時期が続きますが、気を引き締めてこれからも頑張ります。