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歴史と自然感じる岡山 後編 倉敷美観地区

翌日は倉敷美観地区へ行ってみました。この日も朝から夏のようなお天気です。朝の美観地区はまだ人が少なかったのですが、お昼には観光客でいっぱいでした。 蔦に覆われた門と大きな柱が印象的な大原美術館。西洋美術、日本美術、工芸、東洋、オリエントの作品を楽しむことができます。建物も美しく、床や壁にも目が行きます。お庭の池にはメダカが泳ぎ、睡蓮が咲いていました。モネのジヴェルニーの庭園から株分けされた睡蓮だそうです。はるばるフランスからやってきた睡蓮が倉敷で咲いているという素敵なご縁に出会いました。 ランチは大原美術館を出てすぐの「亀遊亭」へ。瓦屋根がクラシカルな地産地消のレストランです。いただいたのは「美星ポークのグリル」。ピオーネが添えてあり、やさしい甘みがポークを引き立てていました。「倉敷流オムハヤシ」も人気でしたので、またの機会にいただきたいと思います。 白壁、なまこ壁、風情のある町並みの中、おしゃれなショップやカフェがたくさんあり、歩いていて飽きません。歩き疲れた頃に「町家喫茶三宅商店」で新茶のパフェを。濃厚抹茶アイスとほうじ茶ソルベ、岡山美作の海田の新茶がトッピングされています。ジュレや小豆、ナッツもあり、いろいろな味を楽しめました。江戸時代後期の町屋を利用した店内は土間や土壁のある懐かしい雰囲気。のんびりした時間を過ごすことができました。 「くだもの王国おかやま」なので、美観地区にはおいしそうなフルーツパフェもたくさんありました。フルーツパフェは次回のお楽しみに。お土産にはプレミアムフルーツコラーゲンゼリー。岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアのピューレが使われています。Shiro Lab.メンバーでおいしくいただきました。

歴史と自然感じる岡山 前編 備中松山城

天空の山城 備中松山城へ行ってきました。Googleマップを眺めていて、旅の目的地に決めた場所です。岡山県高梁市にある備中松山城は日本100名城に数えられ、現存天守12城のうち、唯一の山城です。備中高梁駅から、徒歩では90分。歩く予定でしたが、想定よりも暑い日だったので、8合目のふいご峠まではタクシーを使うことにしました。 駅を出てしばらくすると、高梁基督教会堂が見えてきます。武家屋敷通りを通過すると、道はどんどん登り坂に。棚田や川が見えるのんびりとした景色です。ふいご峠まではくねくねした山道を登っていきました。ガードレールがないところもあり、運転するのはなかなかスリルがありそうです。 ふいご峠からは山道に入ります。葉っぱの緑と木々の間から見える空、緑と土の香り、葉っぱの揺れる音、鳥の声。全身で自然を感じることができて、とても気持ちがよかったです。たまに振り返ると高梁の町が下の方に見えるので、高い所を歩いていることがわかります。道にはところどころに“城主”からの“登城心得”の看板がありました。   そして、石垣が見えてきます。大手門付近の石垣は大河ドラマ「真田丸」のオープニングで使われたそうです。目の前に立ちはだかる石垣を眺めながら、攻めるのは大変そうだなぁと思いながら登っていきます。広々とした二の丸に着くと、猫城主さんじゅーろーの石像。天守をバックに記念撮影ができるところにいます。2018年の豪雨災害後、住み着くようになった猫だそうです。 ついに山頂の天守へ到着。山道を登ってきたので、なんだか達成感のある登城です。外は暑いくらいでしたが、中は涼しく、板張りの床が気持ち良いので長居をしてしまいました。木組みの構造も素敵です。天守の前では本物のさんじゅーろーに会うことができました。お城で日向ぼっこなんてうらやましいですね。 備中松山城は季節によっては雲海に包まれる姿を見ることができたり、紅葉もきれいなようなので、別の時期にも来てみたいと思いました。駅までの帰り道は歩いてみることに。距離は結構ありますが、周りを見ながら歩くとあっという間です。田植えが終わった田んぼには小さなオタマジャクシが泳いでいました。 武家屋敷に立ち寄り、当時の暮らしを想像しながら、高梁駅へ向かいます。駅に隣接している高梁市図書館にあるスタバでひと休み。コーヒーとチーズケーキがたくさん歩いた体に沁みました。

日本縦断 東北観光旅行

  今回向かったのは東北。 普段北側に行くことが少ないのでわくわくしながら向かいました。     最初に到着したのは秋田県男鹿半島の八望台。 緑と青のコントラストがまさに絶景です。 運よく快晴だったので水平線がくっきり見えました。 夕日姿も美しいそうなので今度はその時間帯に行ってみたいです。     次に向かったのは青森県の弘前城。 弘前公園内にある弘前城は江戸時代から残っている天守閣。 本来は石垣の上に立つお城ですが、石垣の修理工事のため現在は仮天守に移動しているそうです。     ちょうど「弘前さくらまつり」が開催されている時期でした。 今年は早咲きだった影響もあり葉桜がほとんどでしたが、枝垂桜や八重桜は少し残っていました。 大阪の桜の木はすっかり緑色になりましたが、東北ではまだ桜が残っている所もあったため、改めて春を感じることができました。   そのあとは休憩のためにスターバックスへ。 弘前公園のスターバックスは有形文化財の中にあります。 内装は美しく整えられていながらも、どこか大正時代の面影も残っているように感じました。 至る所に歴史を感じながら飲むコーヒーは絶品です。 その近くにある市役所の周辺にも古い建物が残っていました。     次は岩手県の盛岡でわんこそばを食べました。 30杯までの体験コースです。 食べ終わった先からお店の人がどんどんそばを追加していきます。...

食事と温泉満喫一人旅 大分 別府観光

新大阪から新幹線と特急で乗り継いで約4時間。 たどり着いた場所は暖かな日差しが心地よい別府。   この1年、ずっと別府に恋焦がれていました。 その念願の別府に足を運ぶことができたのが11月末のこと。 できる限りの感染症対策を行い、日々の疲れを癒すため足を踏み入れました。     最初に向かったのは駅から少し離れた場所にある「海鮮いづつ」。 到着したころには何人ものお客さんが外で待機していました。 注文したのは海鮮丼。 どんぶりの中に何種類もの海鮮がぎっしり詰められています。 酢飯の割合より海鮮の割合の方が量が多いのではないかと思うほどに豪華でした。 どれから食べようか、次はどれを味わおうかと、考えるだけで楽しかったです。 醤油と酢飯と新鮮な魚、余すことなく味わいました。         次に向かったのは「カフェ プリンセスキティーズ」。 コーヒーや紅茶、サンドウィッチ、ケーキにパフェが有名なお店です。 ドアを開けてすぐケーキが並んでいるのが目に入ります。 アンティークな雰囲気の店内はレトロな喫茶店やヨーロッパの古いカフェを想像させます。 席の中央にある電話ボックスがお店のムードを作っているようにも感じます。 やってきたヨーグルトデザートパフェは大きな器に入っており、上品でありながらも宝石のように輝いていました。 中にはたくさんの冷たいフルーツが入っています。 少なくないのにあっさりとした甘さで、お昼ごはんを食べて間もないのにもかかわらず、あっという間に平らげてしまいました。    ...

秋の秘境散策!奈良の洞川温泉

10月下旬、大阪市内から車で約2時間の奈良の秘境-洞川温泉-(どろがわおんせん)に行ってきました。 正露丸のような効果がある陀羅尼助(だらにすけ)という薬や、名水ごろごろ水が有名です。   お宿に車を停めて、向かったのは-カフェ佐助-。 お店に入るとレトロなカウンター。 マスターが手入れしたオーディオがたくさんありライダーにも人気のありそうな雰囲気でした。 白糖は体を冷やすから、一度カラメルにしてそれを粉にして提供しているそうです。仕入れた生豆を何回も洗ったり、いろいろ研究されていて淹れ方にもこだわりがぎっしり。       洞川温泉周辺にはごろごろ水を使った名水珈琲の看板がありますが、 -カフェ佐助-の珈琲は豆に合わせてごろごろ水を使っていないそうです。 珈琲についてものすごくお話してくださいました。 マスターこだわりいっぱいの珈琲、テイクアウトもあるので是非。       お宿は花あかりの宿柳屋さん。 かりがね橋という吊り橋の近くにあります。 宿のいたる所にお花が飾ってありました。 宿泊したお部屋は、部屋を隔てる扉が襖や障子! ホテルとは違ってそれもまた風情がありました。 翌朝のお料理は、運良く囲炉裏の席に。 美味しいお水で炊かれたご飯は格別で3杯もおかわりしてしまいました。       その後、ごろごろ水を汲みに行きました。 宿から25分くらい歩けば、歩きの人は無料で名水を汲むことができます。 空の2リットルのペットボトルを用意して歩いていきました。...

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